前回に続きますが、「週刊現代」のカラーグラビア”天才の仕事場”では、コロンビア大学付属プレズビテリアン病院の外科医加藤友朗先生にインタビューしました。人気ドラマ”ドクターX”の主演している米倉涼子さんのモデルになった先生です! ”グレイズ・アナトミー”という病院を舞台にしたアメリカの人気ドラマシリーズがあるのですが、加藤先生は、その中に登場するドクターのモデルにもなりました。エスクゥワイア誌が毎年15人くらいの方々に”ベスト&ブライテスト”という賞を与えているのですが、先生は、2010年にその賞にも選ばれております。
内臓を全摘して腫瘍を取り除くという、世界的に注目された手術を成功させた、”現代のブラック・ジャック”です。

ニューヨークのプレスビテリアン病院内にある先生のオフィスにてインタビュー。息抜きに弾くというクラシックギターがありました。
加藤写真

先生が一番大事にしているのが、手術に使う拡大鏡。
「ひらめきや成果に不可欠だったものは、拡大鏡ですね。これとともに修羅場をくぐってきた。97年から使っている、手放せないものです。ルクステックスというところの拡大鏡ですが、今はそこは拡大鏡を作っていない。もともとライトのメーカーですが、たまたまメガネも作っていた時期があり、その時のクオリティーが素晴らしく良かった。ちょっと重いですが、これだけは手放せないです。24時間の手術の時も、30時間の手術の時も使って来た。重たいので、鼻にめがね跡もついているほどです。ひどいときは、めがね跡が傷になり、かさぶたになったりするんです。拡大率は4.5倍。6倍や3.5倍のものも使いますが、4.5倍の拡大率が適切。視野も広くて、4.5倍でこれくらい見えるものは他にない。大事な道具です。ベネズエラや日本で手術する時も必ず持参しています。
これでいろんな人のお腹の中を見て来た。修羅場の手術も、血みどろの手術もこれで見て来た。レンズを通して見て来たものの数は凄いものがあります。全摘の手術の時もこれで見た。その手術は世界で初めてのことだったので、決断が大変でした。うまくいくどうか未知数だったから」

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