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前回に続き、ロバート・シラー教授のお話ですが、文藝春秋の記事が日本経済新聞(6月28日付)の書評欄の経済論壇で取り上げられました! 

日経書評欄

財政赤字解決策として、シラー教授が提唱されてきた”バランスト・バジェット・スティミュラス”について触れらています。財政赤字をこれ以上増やさないためにも、増税しつつ、同時に、財政支出を増やして経済を刺激するという提案です。特に、日本は、製品そのものではなく、科学分野での基礎研究に力を入れたらいいのではないかと主張されていました。

記事からは割愛されましたが、世界で経済的不平等が拡大しているのはトリクルダウンは機能していないからであり、これからも世界中に経済的不平等が広がり続けることを懸念。その対策として、不平等が拡大し過ぎた時に、高所得者に増税する緊急時対応策を提案されています。それにより、人々の不安や恐怖感を軽減して、経済刺激につながられるという見方。その意味では、ピケティ氏の提案している対策と共通する部分があると感じました。

また、恐慌と戦争の関係も指摘。
「1920年代、社会には不平等が拡大し、みな大きな不安に苛まれていました。そして、1929年に世界恐慌が起き、その反動でコミュニズムが到来、各国で社会運動が起こって社会不安が広がりました。次にはその反動で、ファシズムが台頭、反コミュニズム運動が起き、遂には大戦争がはじまったのです。世界恐慌が社会ストレスを生み出し、その結果、軍事行動を増大させたからです」
経済活動を大きく左右する人々の社会ストレス、不安感、恐怖感。
これらを抑えるためには、経済的不平等を軽減すること。これに尽きそうです。
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テーマ:雑誌掲載&取材
ジャンル:本・雑誌
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