上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
申し遅れてしまいましたが、「文藝春秋」7月号にて、2013年にノーベル経済学賞を受賞されたイェール大学教授のロバート・シラー氏にインタビューさせて頂きました。テーマは日本経済。昨年春、訪日された時に、安倍首相とご会談されていましたので、その時にどんなお話をしたのかお伺いしました。記事のタイトルは、「私が安倍首相に指南したこと」。
シラー教授は、日本の終身雇用制を評価しておられて、会社への忠誠心も行き過ぎるものでなければ重要だというご意見です。しかし、同時に、かつて、トヨタが自動車産業に参入した時のような起業家精神も重視しています。忠誠心と新たな領域に挑戦する精神、要は、そのバランス、フレクシビリティーが大切なのだと。

高値が続いているアメリカの株式市場については、
「今、アメリカのcapeが2007年のクラッシュ寸前の数字とほぼ同じであることを懸念しています。歴史的に見た場合、今以上にcapeが高かったのは、2000年と1929年のクラッシュ前の2回だけなのです。一つには低金利という理由があります。この”株式市場バブル”はバーストする可能性があると懸念しています」
と暴落を懸念。日本の株式市場についても、2007年の世界金融危機の数年前から起きていた状況に似ていると指摘しておられました。また、東京を中心に不動産価格が上昇している状況についてはバブルではないと分析。
世界経済は”ニュー・ノーマル”や”長期停滞”と呼ばれる低成長下にあり、今、株や不動産に投資が進んでいるのは、かつてのバブルの時のように人々が熱狂しているからではなく、将来に対する不安や恐怖があるからだというご意見です。
是非、ご一読下さい!

シラー写真
写真は、イェール大学にあるシラー教授のオフィスで撮影させていただいたものです。大きな鏡と暖炉のある、クラシックな素敵なオフィスでした。
スポンサーサイト
テーマ:雑誌掲載&取材
ジャンル:本・雑誌
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。