東北地方太平洋沖地震で失われたかけがえのないたくさんの命。
心からお悔やみ申し上げます。
被災地で、助けや物資が届くのを待っている人たちに、一秒でも早く援助の手が届くことを祈ります。
愛する人の行方を探している人たちが、その無事を知ることを祈ります。
今も原発に残って、日本のために命がけに闘ってる職員の方々が無事に生還されることを祈ります。

みなさんは、そしてみなさんの愛する人たちは、ご無事でしたか?
ご無事でありますように。
大震災が起きてから1週間。
連日、ユーストリームで日本のニュースを追いかけたり、アメリカの報道状況を見たり、電話記者会見に参加したり、専門家にインタビューしたりしていました。
福島第一の原発報道において、日米でかなりの温度差があることに驚きました。日本の会見や報道を見ていると、全然深刻さや危機感が感じられない。極端に言えば、まるで他人事のような風情。一方、アメリカにとっては外国の事故なのに、こちらの報道の方からはことさら危機感が伝わって来ました。
特に昨日のアメリカの報道は殺気立っていました。4号機の使用済み燃料棒プールに水がないようだと、NRCの会長まで議会で証言したこともあり、”決して誇張して言っているのではなく”という前置きをしながら、危機を伝える専門家のコメントまでありました。
結局、4号機のプールには水が確認されたようですね。
昨日まで、アメリカの専門家は衛星写真から判断して”4号機のプールには水がない”と見ていて、電話記者会見でもそのことが問題視されていました。そんな解釈が生じたのは、日本政府からのはっきりした情報開示がなかったからでしょう。専門家たちは衛星写真と日本の報道から判断するしかなかったのでしょう。日本からの報道と言っても、結局、詳しい情報が開示されていない下でのたいした情報ではないわけだから、いい分析材料にはなりません。
情報開示、トランスパランシーというのがないから、専門家の誤った解釈、想像が生まれたのだと思います。

CNNは”日本政府には信頼性がない”と言い、日本政府の態度を”Political Disaster"とまで呼んでいました。
日本政府が、民間企業である東電から原発事故の情報を得ている点も疑問視していました。東電はかつて国民を誤った方向へ導いたことがある企業だからです。そんな企業の出す情報を政府は信じていいのか、というわけです。
400ミリシーベルトが、後で400マイクロシーベルトと改められたりしたため、東電が出す放射線量の数字にも信頼がおけないとしています。
この事故を統括している人物が誰なのかさえわからないと。
また、日本の原発が高齢者を働かせている点も問題視していました。
オバマ大統領が、今日、会見を開いて”80キロ圏内のアメリカ人の退避勧告は、アメリカの科学的研究に基づいで出したものだ”と話しましたが、裏返せば、日本が設定した30キロ圏内という数字は信頼できないということでしょう。
こちらの報道だけ聞いていると、日本への信頼感は地に落ちた印象を受けます。

日本は、地震、津波、原発事故という3つの危機的災害に襲われました。
これに、”政治災害”が加わり、現在の状況が悪化しないことを祈ります。

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テーマ:東北地方太平洋沖地震
ジャンル:ニュース
コメント
初めてコメントさせていただきます。
初めてコメントさせていただきます。
ツイッターでやり取りさせていただいているBkk_Gurentaiです。名前は変ですがヤンキーではありませんのでご安心ください。(笑)

昨日はユーストリームで放水状況、記者会見をみながら一憂一憂しておりました。(一喜はとてもじゃないですがないです)
原発での対応について正直打つ手がギリギリでも1日、本来なら3,4日は遅れていますね。ただし状況確認については津波による非常用電源への打撃で計測機器が使用不能になっているため1-4号機については正直現場での無いよう把握が出来ない状態ですので「今の時点で」正確な情報は出そうにも出せないと思います。
本来水蒸気爆発を起させてはいけなかった…(当たり前ですが)あれで計器へのダメージ、放射能の飛散が進んだため対応がさらにしにくくなりました。

大津波という未曾有の災害で東電の対処が遅れたかもしれませんが、政府ももっと早く非常事態宣言を出して東電、東北電力、自衛隊、警察を統合して対処に出るべきでしたが、日本では全共闘時代からの「強い政府の指揮」に対する拒否反応が残っているためにそういう手段に出ていないものと考えています。特に現在の民主党指導部に全共闘世代の人間が多数居ますから。
日本は長年の平和な時期を経験することでゆがんだ平等主義、ゆがんだ民主主義に犯されています。(特にこの20年くらいは余計にひどくなりました)これが「必要な」強権的政権運営を妨げ、恐らく今後の復興プログラムも良い案は出せないのではないかと案じています。

また原発については唯一の被爆国というトラウマから電力会社が情報公開を渋り、隠蔽し、外部からの指摘を受けてこなかったこと、そしてそれがすでに企業文化にまでなっていることがが今回のトラブルの遠因にもなっています。

現地で必死の復旧作業をされて居る方々はまさに命を懸けており頭が下がります。政府および原子力関連の上層部の方々には今からでも遅くないので「最悪の事態になった場合に拡散をどう防ぐか」まで考えて動いていただきたい。

なんて素人ながらに思っております。←あくまで素人の意見です

長文失礼しました。
2011/03/17(Thu) 17:14 | URL | バンコク愚連隊 | 【編集
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