昨日に続いて、グルーポン取材のお話。
先日、ウォールストリートジャーナル紙で、グルーポンのビジネスモデルの問題点を指摘していたUS Toy社CEOのジョナサン・フリーデン氏にインタビューし、グルーポンでどんな体験をしたのか語っていただきました。
US Toy社は全米で8店を展開する玩具店です。日本にも教育用玩具を輸出しているそうです。
そういえば、グルーポンは、先日見たコマーシャルではクルーズ旅行のグループ購入を宣伝していまいた。最初は、サービス業中心の展開でしたが、今はいろいろな分野にまで広がってるんですね~。

グルーポンのビジネスモデルは問題!

昨年7月に、3000人分くらいのクーポンを売りました。有効期限は今年1月までという6ヶ月間有効のクーポンです。グルーポンを始めたきっかけは、当社の社員が、ソーシャルメディアカンファレンスに出席した時、グルーポンの営業員と知り合ったのがきっかけです。もちろん、私はその前から、グルーポンについては報道されていたので知っていました。それで、試してみようということになった。実際、どんな結果が得られるか、とてもエキサイトしていました。
グルーポンのことは知っていたけど、当社のように、サービスではなく商品を販売するところがグルーポンをやっているという話は、それまで聞いたことがありませんでした。うちは玩具という商品を扱っているので、そういったサービス業とはまた違います。商品を扱ったという意味では、うちが初めてだと思います。通常、レストランやヘアサロンのようなサービス業がグルーポンを利用していますからね。
3000のグルーポンが売れた時はエキサイトしました。しかし、蓋を開けてみると、グルーポンを購入したのは、すでに以前から、当店の顧客だった人たちばかりだった。だから、期待したほどの結果が得られなかった。いい経験ではありませんでした。新規の客を得られると思ってやったんですが、そうはならなかったんです。グルーポン購入者の90%は前からの顧客でした。だから、売り上げに貢献するどころか、コストの方がかかってしまいました。有名で、ブランド力があるところにとっては、グルーポンは威力を発揮しないんです。当店も、地元では有名店なので、グルーポンは効果的ではなく、むしろ、ビジネスを傷つけました。また、グルーポン側がたくさんのコミッションを取るのも問題です。客が払った額の50%もとりますからね。
こんなふうに、グルーポンには問題があるのに、みなそういう話はしませんよね。私がコメントしたウォールストリートジャーナルの記事が初めてグルーポンの問題を指摘したんじゃないでしょうか。記事が出た後、グルーポンの上のポジションにいる人から、電話がきました。記事により、悪い評判が広がるのを抑えたかったんでしょう。でも、実際、それは事実なのだから仕方ない。私はグルーポンをしている他の人とも話しました。そのレストラン経営者もグルーポンをたくさん売ったのですが、利益は上げられなかったと言っていました。だから、グルーポンには問題があるんです。
問題があるんだから、それをグルーポンは変えて行けばいいんですが、それはやろうとしない。だから、私もそのレストラン経営者もグルーポンはもうやらないです。グルーポン側は、私たちのような経営者からお金を儲けているんでしょうけど、私たちはもちろん、地元の小さなネイルサロンやヘアサロンもそれで利益を上げることができていないんですから。
グルーポンはまた、フレクシブルに対応してくれないんです。私たちがオファーしたのは、10ドルで20ドル分の商品が変えるグルーポンだったんですが、今思うと「20ドル以上の商品を買えば、10ドルのディスカウントが得られる」というようにすれば良かったと思います。最低購入額を設定すれば良かったなと。というのは、客の多くは、オファー価格以下の商品しか買わなかったからです。うちとしては、30ドルとか50ドルとか使ってくれることを期待していたんですがね。それは起こらなかった。
それに、グルーポンを買っても、有効期間中に使わない客が300~400人ほどいた。その分のお金は、確かに店がキープできるけど、でも、利益を上げるにはいいやり方じゃないですよね。
うちはもうグルーポンはやらないですよ。私がウォールストリートジャーナルでコメントしたことを知らなかったのか、昨日もグルーポンの営業から電話があったんですが、彼らのビジネスモデルには問題があるので、断りました。営業員はみなとてもアグレッシブです。それに、押しが強いし、とても横柄な感じですね。かといって、店側に、こうしたら売り上げをあげられるとかアドバイスをしてくれるわけでもない。だから、私が、やり方を変えたらどうかと提案したりしたんですが、聞く耳がありませんでした。前に説明したように、最低購入額を設けたらどうかと提案したんですが、彼らはそれを認めてくれなかった。彼らは、客が使う最低額とは関係なく、あくまで50%の売上げを取るというやり方だけをやるというのです。フレクシブルな対応ではないですよね。
グーグルや他のところが、これからは、グルーポンよりもっといいビジネスモデルの類似したビジネスを始めると思います。グルーポンは最終的には消えて行くんじゃないでしょうか。当社のように、グルーポンでいい経験をしていないところはたくさんあって、そういうところはもう二度とやらないでしょうから。

次回は、シカゴのあるレストランオーナーのお話を掲載します。

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