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social network

映画「ソーシャル・ネットワーク」が、4部門でゴールデングローブ賞を獲得しましたね。
日本でも、フェイスブックへの注目度が高まっている様子。
1年くらい前に、パロアルトにあるフェイスブックの本社にインタビューに行ったことはブログに書きましたが、
http://makikoi.blog47.fc2.com/blog-entry-108.html
その時に伺った話をまだブログには掲載していなかったので、この機会にアップしようと思います。
過去に、何度も、同社にはインタビューを申し込んでいたのですが、ずっと断られ続けでした。1年前に取材を受け入れてくれたのは、ちょうど、フェイスブックジャパンを開設した直後だったから。
おそらく、日本のメディアの取材はそれまではほとんど受けたことがなかったのでしょう、社員の方々も驚いていました。
というわけで、とても貴重なインタビューとなりました。
この時に話を伺ったのは、フェイスブック・ビジネス開発&マネタイゼーション、ヴァイスプレジデントのダン・ローズ氏。わずか30分ほどの短いインタビューでしたが、とても勉強になりました。
なお、以下に出て来る数字は、昨年取材した時のものなので、現在のものとは違います。
ご了承下さい。

(ローズ氏のお話)
当初、フェイスブックは大学生が利用していました。ファウンダーがハーバード大在学中に作ったからです。アメリカでは最初、学生の間で成長しましたが、やがて大学生以外の人や、アメリカ以外の国の大学生からもディマンドが来るようになりました。そのため、2006年終わり、学生に対してだけでなく、みなにサイトをオープンしたのです。それから、爆発的に成長しました。

フェイスブックが成長した2番目の理由は、世界中の言語に翻訳されたこと。
2007年までは、英語だけに対応していました。他国の言語に翻訳することになった時、当社はプロの翻訳家には翻訳を依頼せず、ユーザーに翻訳させるようにしました。そのため、ユーザーが翻訳できるようなツールを開発したのです。
このツールにより、例えば、フランス語への翻訳には4000人のユーザーが参加し、24時間以内にすべてのサイトが翻訳されました。現在、70カ国以上の言語に翻訳されており、中でも日本語は最初の方で翻訳された言語の一つ。イランの場合も、ユーザーが翻訳しています。
(具体的には、ユーザーは、翻訳リストの中から好きな翻訳を選んで投票。その中にいい翻訳がない場合は、自分の翻訳を提出できる。そして最後には、ユーザーたちがベストな翻訳を決定する。このプロセスは、すべての国の言語で採用された)

フェイスブックは自分のアイデンティティーであり、リアルワールドで人とのコネクションをつくるものです。自分のリアルな生活の中で、人とコミュニケーションするための存在です。

アプリはポピュラーです。プラットホームをオープンにしたために、いろいろな企業がアプリを作るようになりました。たくさんのアプリがあり、中でも成功しているのは、ゲームアプリ。ファームヴィルやハッピーアクエリアムが人気です。
2007年にプラットホームをオープンした時は、ゲームがポピュラーになるとは思いませんでしたが、とてもポピュラーになりました。

ユーザー数は世界で400ミリオン人(現在は約600ミリオン人です)。うち、日本では100万人(現在は約300万人。1年で3倍に急増したことになります)が利用しています。世界で100ミリオンの人々がフェイスブックのモバイルアプリを使っています。70%はアメリカ以外の国のユーザーになります。

最初から広告を売っているので、収益は出していましたが、最近、キャッシュフローがブレークイーブンになりました。

広告モデルはブランドアドバタイジングをベースにしています。
ユーザーのアイデンティティー(ユーザーの友人や興味)を広告主の商品やサービスとマッチさせているのです。そのため、広告主は自分の商品に興味がありそうなユーザーだけにリーチできます。広告主が、こういう人にリーチしたい(例えば、25~40歳のこの地域に住んでいる人とか)というと、広告システムがマッチしたユーザーを教えてくれるのです。また、ある女性がショッピングに興味があるとしたら、システムが、条件に合う広告主とマッチさせます。
テレビ広告は、その商品に興味がない人たちもたくさん見ていますが、このシステムでは、ターゲットにしている消費者だけに絞り込んで宣伝できるのです。広告主のリクエストとユーザーの特性をマッチさせるソフトを使用しています。
また、ユーザーを、友人にも商品を紹介するアドボケートにすることで宣伝しています。あるユーザーが、ある商品、例えばコカコーラのファンになったら、それがそのユーザーのフィードに出て来ます。それをユーザーの友人が見るので、友人にも宣伝できるわけです。また、コカコーラもニュースフィードをファンのページに入れることができます。
当社の広告戦略は、大きく、ユーザーのアイデンティティーを広告主のニーズとマッチさせることと、ユーザーがアドボケートになって友人にも宣伝するということ。
現在、世界のトップ100企業中、83の企業が広告主になっています。広告主には日本企業も多く、ホンダも最近広告を打ちました。ホンダファンは多いので、ユーザーをアドボケートにして宣伝しました。ソニーも、アドボケートの方法で宣伝しました。

また、各地には、レストランやバーなどローカルの広告主もいます。
例えば、結婚式のカメラマンが婚約している人たちを対象に、600ドルの広告をうって5万ドル稼いだこともあります。彼の60%の売り上げはフェイスブックから来ているのです。

アメリカやヨーロッパの多くの都市にセールスチームがいます。しかし、ローカルな場合は、自分から広告を出して来る人も多いですね。

殆どが広告からの収益です。後は、友人へ贈るヴァーチャルギフトからもわずかですが収益があります。

フェイスブックは、人々をシェアさせ、コネクトさせ、コミュニケートさせるサービスです。
サーバーは自社で持っており、データーセンターもオレゴンに建設中です。
私は7年間アマゾンにいましたが、アマゾンはインフラでウッブサービスを行っていました。クラウドでは、かつてはデスクトップPCがやっていたアプリなどのデータを保存できます。しかし、フェイスブックはクラウドだとは思いません。フェイスブックは、あくまで、人をコネクトさせるサービスであって、これまでPCでできていたことを代わりにやっているわけではないからです。

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テーマ:雑誌掲載&取材
ジャンル:本・雑誌
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