こんばんわ~。
日本は、クリスマスイヴまで後一日ですね。
ということで、今日の写真は、ストックホルムにある老舗高級デパートNKのクリスマス・イルミネーション。
レースのような飾り付けがきれいでした。

そして、すみれ夫人、生録インタビューパート2
アメリカに移住してからのお話です。
では、ヴォイスレコーダー、スタート!

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根岸すみれ夫人、談話
最初はフィラデルフィアに住みました。私は英語の学校にも行っていません。なので、シュークリーム屋に行った時、「シュークリーム下さい」といったら、店員に「靴屋に行って下さい」と言われたこともあります(笑)。(英語では、シュークリームをクリームパフという)

苦労も多かったですね。最初は言葉のことがありました。
最初にフィラデルフィアに移住した時はまだ子供がいなかったので、クエーカーのご夫人たちに可愛がって頂いて、そちらこちらの家に毎週のように週末主人と一緒にお招きされて優遇されました。山荘に招かれたり、ファッショショーに連れていって下さったりとか楽しい思い出はあります。
二度目は、日本に戻って、長女を出産した後に、アメリカのこの大学に、主人がポスドクで来ました。その時、親子三人で来たわけですが、自費だったんですね。飛行機代が高くて、1ドル360円の時で、3人分の飛行機代は大変でした。お金がないんで、私の両親にお金を借りました。当時の日本の給料では一人の飛行機代もでないくらいでしたから。
それで渡米したんですが、一寝室のアパートでスタートしました。年収は税金込みで6000ドル。月収は500ドルだったので大変でした。そこから税金をさらに引かれました。家賃や光熱費、車のローンも払ったら、ほんとにお金がなかった。だから、毎月50ドルずつですが、帝京大の薬学会の会長を一時していたこともある先生から借りたりしていました。
長女の幼稚園の学費を払うのも大変でした。1学期ごとに学費を払わなくてはならなかったんですが、とても払えず、特別に月賦にしてほしいと頼んで、月々払ったのを覚えています。
2番目の子供はこちらで出産したんですが、こちらに来た時にすでに妊娠していたため、保険がききませんでした。全額自費負担になりました。だから1泊しか入院できませんでした。その時の先生が「自分への支払いは後でいいが、入院した時の施設代は自分が口をきくので月賦にしてはどうか」と言って下さった。1日の入院費を月賦で1年かけて支払うようにして頂くことができました。良い先生でした。
当時、パデューのアパートに住んでいたんですが、配管がないので、洗濯機を置くことができなかった。隣のビルの地下に行かないと洗濯できなかったんです。今のように、使い捨てのおしめはなく、新生児は吐いたりして汚しますから、大変でした。病院からは一晩で帰って来たし。だから、バスタブで洗濯したら、お産の直後なので、子宮から出血を起こしてしまいました。病院に行こうと思っても、主人はいないし、赤ん坊がいるでしょ。上の子の世話もあったし。それは辛い思い出ですね。
上の子を産む時は日本に戻っていたので、病院でも上げ膳据え膳のように扱われていました。それに比べたら、アメリカでは一日で退院させられた上、洗濯機もなかったですからね。洗濯機を買うお金もなかったし、アパートに配管がなかったですからね。奨学金の返済はあるし、車のローンはあるし。辛い思い出ですね。
主人は研究に没頭していました。彼は良く言っていました。
「俺は忙しいんだ。うかうかしていたら、ノーベル賞行きのバスに乗り遅れる
と、ペンシルべニア大に行っていた時から言っていました。そのことを50年言っていましたね。それに「働きにきて給料をもらっているから、いいかげんなことはできない」とも言っていた。

こういう辛い時代の話をすると、主人は「悪いことをよく憶えているな」と私に言うんです。主人は「いやなことは全部忘れる、いいことしか覚えていない」といいます。まあ、主人は私の子育ての辛さは思い出さなくてもいいとは思います。彼の分野ではないから。私も彼の実験がうまくいかなかった、とかそういうことは知りませんからね。お互い様ですよね。でも、悪いことは忘れられないですよね。
主人はいやなことはカットして行く人ですね。それにスイッチの切り替えが早い人です。いやなことは忘れて次のことをやっていくタイプ。ポジティブな姿勢ですよね。悔しいことがあったら、ゴルフにいって球を打つとかしています。後を引かない人。そういう姿勢も研究に結びついているでしょうね。でないと落ち込んで、行き詰まってしまうかもしれませんから。

続きはパート3で。

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