先週末はべガスに滞在しておりました。
ユタ州で起きた観光バス横転事故の取材です。
現在発売中の『週刊文春』に2ページほどの記事が掲載されていますので、どこかで見かけたら、手に取ってみて下さいませ。

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正直、この取材が依頼された時、いやあ、できるのかなあと思いました。
かすみを掴むような取材にはなれてはいますが、これもそのパターンになりそうだと思ったから。
雑誌は、基本、新聞やテレビが速報を報道するのとは違うアングルから取材しなくてはなりません。
新聞やテレビが取れていないコメントを取らなくてはならないし、”大本営発表的”な報道であってはならない。
念頭にはいつもこのことがあります。

今回のべガス取材は、取材期間は1~2日しかない状況でした。
LAを発つ時は、新聞やテレビの記者の人たちは、殆どがLAに引き上げていました。こういった事故の取材は、あっという早さで終わってしまうそうなのです。もちろん、速報性の高いメディアは次から次へと取材しなくてはならないことがあるのかもしれないけど、そうやって、事件はどんどん風化されて行ってしまうんでしょうね。
そこにやりきれなさを感じます。

ミッションは、この短い取材期間内に、運転していたバスの運転手さんを少しでも知っている人を探し出して話をきくこと。見つけられるのか、Mission Impossibleなのではないかと半ば思いながら、大学はもちろん、地元の人が行きそうなべガスの日本食レストランを一軒一軒回りました。ある時は、客として食事をしながら話を聞いたり、お腹が一杯な時は、直接店の人に話を聞いたり。
留学生がたくさん働いているというある店を訪ねたら、あるウエイトレスは「はい、留学生です」と明るく答えたのに、同じ店の別のウエイトレスにきくと「ここでは留学生は働いていませんよ。私も主婦ですし」と矛盾するような受け答え。さすがに、「でもあの女性は留学生だって言っていましたよ」とまでは突っ込みませんでしたが、基本、留学生は学外ではアルバイトしてはいけないことになっているので、そんな矛盾する対応が起きたのでしょう。そんなふうにしてたくさん当たっているうちに、そして、伝手の伝手を辿ったりしているうちに、インタビューに応じてくれる人を見つけることができたわけでした。

地元の観光業者の声も聞きました。ガイドや運転手の仕事の過酷な現状も。
「起こるべくして起きた事故」
ある観光業者の言葉がとても重く心にのしかかりました。
ガイド経験も運転経験もほとんどなかった運転手さんにとっては、2日で1000キロ走り、しかも、ガイドまで務めるという一人二役の大仕事は、無謀以外のなにものでもなかった。
無謀な仕事をさせた旅行会社、そして、疲れていたにも関わらず仕事を断ることができなかった運転手さん。
こういう状況は、観光業以外でも起こりうることなのかもしれませんね。
詳しくは、記事を読んで下さいませ。

そして、新たな情報提供も!
しかし、すでに、事件は風化し始めている感があり。
でも、そうさせてはいけないのですよね。

今回の取材にご協力して下さったみなさん、本当にありがとうございました!

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