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先日、モスクワに出張したのは、安藤美姫さんのコーチだったニコライ・モロゾフ氏にインタビューするのが目的でした。ご報告が遅れましたが、現在発売中の『週刊文春』にモロゾフ氏インタビュー記事が掲載されております。
どこかで見かけたら、是非お読み下さいませ!

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同誌からインタビューの依頼をいただいたのが9月初め。モロゾフ氏の所在を探した結果、今はニュージャージーではなくモスクワにおられることがわかり、ロシアの入国ビザを取って、現地まで飛んだ次第でした。
インタビューの前に、モロゾフ氏や美姫さんについて書かれたいろいろな記事を読んだわけですが、それらの記事を読むと、モロゾフ氏は美姫さんのダイエットのための食べ物や普段身につける服のアドバイスもしたりしていたことがわかりました。”氷上のコーチだけではなく、彼女の生活や人生のコーチでもある”的な捉えられ方がされていたのです。氷上だけではなく、氷上以外でも美姫さんを素敵な女性に変えようとしているのがわかりました。
素敵、まるで、”マイ・フェア・レディー”じゃん。
なので、そのあたりからインタビューを進めて行ったわけですが、返って来る回答は、それらの過去の記事を否定するような回答ばかり。真っ青になりました。
「メディアは理想で話を作っているんだよ。食べ物や普段着る物について、美姫に指導などはしてません。僕は氷上だけでコーチしていたんです。彼女の生活をコントロールするようなことはむしろ僕はしたくないんです。僕も誰かにコントロールされたくないですからね。彼女にはありのままの自分であってほしいと思っていた」
男女関係も完全否定です。
そして、”離婚した最初の妻と暮らしている”というびっくり発言! いったいいつの間に寄りを戻していたのかと思い、聞くと、「だいぶ前だ」と答えました。 ということは、やはり、ニュージャージーで生活していた頃、噂された二人の関係はなかったということなのか.......。
もう一度、
「美姫さんとは本当に男女の関係はなかった? 事実ですか?」
と念を押して聞きましたが、否定されました。
じゃあ、モロゾフ氏にとっての事実とはいったい何だったのか?
ということで、彼がコーチをする中で感じて来たことを伺いました。それらのことも記事の中には含めましたので、お読み下さいませ。
モロゾフ氏の話をきいて思いました。日本では多くの組織でそうだと思うのですが、何かおかしいと感じても、上を恐れて、”上には物申せない状況”があるのではないのでしょうか。そんな状況の中、彼は、上を恐れず、自分の意見を上に物申していたゆえに、反感を持たれていたのかもしれません。”出る杭は打つ”日本ですから....。
そして、この日本の組織にある”上には物申せない状況”が、原発事故の一因になったのではないでしょうか? そんなことを、彼へのインタビューを通して感じてしまいました。

いろいろ取材をしていて思うんですが、”メディアにとっての真実”というのがあります。
それには、”こう書きたい”という、モロゾフ氏が指摘したような”理想”が含まれていると思います。しかし、それは”メディアにとっての真実”であり、真実ではないのです。

昔、某誌で、コスタリカにある、ある小学校を取材しました。その小学校については、某大手新聞がすでに記事を出していたので、それを参考にしました。しかし、インタビューして、新聞記事の内容とは話が全然違うことに、同行したカメラマンさんもろともびっくり!!!  
その記事によれば、その小学校には、将来、IT関係の仕事に就きたいと考えている子供たちが、はるばる十キロも先から歩いて来るということでした。コスタリカにはITを目指す子供たちが来る特殊な小学校があるのか~と思ったわけですが、さて、同校の校長に、
「 ITの仕事に就くべく、遠くからみなさん通学していらっしゃるんですね?」
と聞くと、怪訝な顔をされ、
「うちの小学生たちが十キロもの道のりを歩いて来るのは、ランチが目的なんですよ。うちはランチが無料なんで、みな遠くから歩いてやってくる。別に、ITの仕事を目指してきているわけじゃない」。
無料ランチ目的だったの~??? そこに、”メディアにとっての事実”を見た気がしました。だって、無料ランチが目的で小学生が遠くからやってくる、と書いても全然面白くも何ともないですからねw。そこは、何かもう一つ、記事になるような目的がほしい。その目的を、当時、コスタリカに波が押し寄せていた”IT”ということにしちゃったんでしょう。おそらく、こういう”作り”は氷山の一角であり、もっとた~くさんあると思いますね。

以前、タイガー・ウッズの不倫報道が盛んにされていた頃、以下のブログを書いたので、これもご参考下さい。
http://makikoi.blog47.fc2.com/blog-date-201001-8.html
人から聞いた話を再現してつくった画像にもかかわらず、本物の画像だと大真面目に報道しちゃうんですよ!
見た人は、本物の画像なんだって信じちゃいますよね。再現画像ゆえ、アメリカでは、これ全然話題になっておりませんでした。
さらに問題なのは、このスポーツ紙の報道に右に習え!とばかりに、これが本物の画像であるかのように記事化してしまった雑誌もあったのです。面白ければ、右に習えして、嘘も事実にすりかえる。
こういったメディアの横並び主義が、嘘の連鎖を生んで行くんです。
それを考えると、ある意味、モロゾフ氏はメディアの横並び主義の被害者だったのかもしれません。だから、彼が美姫さんとの関係を完全否定しても、全然驚くにはあたりませんでした。

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テーマ:雑誌掲載&取材
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