こんにちは!
10月27日付けの「日刊ゲンダイ」に書評が掲載されました!

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同紙も、なぜ、ミノルがWTCの建築家に選ばれたのかという点にフォーカスしています。理由は書評にも書かれているようにいろいろありますが、私は「根性」という点で、WTCのオーナーである港湾局とミノルが共通点を見出したことが大きいのではないかと思うのです。港湾局にはセルフメイドの根性ある人材が多く、WTCというピラミッド以来最大の建造物を作るには、建築家にも同じような根性ある人材を求めていました。スラムで育ち、人種差別の中で培われたミノルの根性、それが買われて、彼はWTCの仕事を得ることができたのだと思います。
拙著で記しましたが、ミノルのもとで15年間に渡って働いた近藤恵作さんのコメントは、それを裏付けているような気がします。
そのコメントは、拙著の中で是非、見つけて下さいね!

『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』日経新聞と朝日新聞のダブル書評となって、好評発売中!
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10月17日の朝日新聞読書面に『9・11の標的をつくった男』の書評が掲載されました。

http://book.asahi.com/review/TKY201010190142.html

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9・11の標的をつくった男――天才と差別―建築家ミノル・ヤマサキの生涯 [著]飯塚真紀子
[掲載]2010年10月17日
[評者]辻篤子(本社論説委員)

■たぐいまれな成功と代償と

 テロで破壊されたニューヨークの世界貿易センター(WTC)ビルを設計した日系2世の建築家、ミノル・ヤマサキの知られざる生涯を丹念にたどった力作である。
 米シアトルのスラム街に生まれ、叔父の影響で建築を志した。日系というだけで就職できなかったり、高級住宅地の住宅購入を拒まれたりしつつ、着実にキャリアを重ねていった。
 彼はなぜ、「ピラミッド以来最大の建築」ともいわれたWTCの設計者に選ばれたのか。その建築が感じさせる人間味や、人当たりのよさも評価されたようだが、経験は少なく、尋常ではない選択だった。著名な建築家ではないアウトサイダーであり、またマイノリティーという要素が、世界貿易というビルの性格から、求められたらしい。
 しかし、反発は強かった。
 未知の才能に賭ける度量と、狭量と。標的となったのは、そんな米国だった。
 たぐいまれな成功と、代償の物語でもある。激務によって害した健康もその一つだ。1986年に73歳で死去。15年後を知らずにすんだことは幸いだったかもしれない。

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 たぐいまれな成功と、代償の物語。
 言い得ているなと思いました。ミノルは成功のために多くのものを犠牲にしました。健康はもちろん家庭生活も。妻たちとは上手く行かず、母親からはどんなに成功の階段を上って行っても認められず、子供たちからは反面教師にされました。
 WTCの構造建築を手がけたレスリー・ロバートソン氏に一度こう聞いたことがあります。
「ミノルには友達はいたんでしょうか? 理解してくれる人はいたんでしょうか?」
ロバートソン氏は言いました。
「友達、いなかったんじゃないかな。テリがただ一人の友達であり、理解者だったのかもしれないね」
最後は、テリのもとに戻って行ったミノル。
 墓碑には二人の名前が並んでいました。

『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』続々書評に登場して、好評発売中!
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すっかり、拙著宣伝ブログに変わり果ててしまったマイブログです。
十年ぶりの新作、力を入れています。
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また、オンライン書店の方で、すぐに本を発送できない状態のところが多く、ご迷惑をおかけしているかもしれません。大変申し訳ございません。

本日10月17日の朝日新聞読書面に書評が掲載されました。評者は、朝日新聞論説委員の辻篤子さん。
LAなので、著者はすぐに読むことができませんが、良かったら、お読み下さいませ。

また、1週間前になりますが、ジャーナリストの清野由美さんが共同通信でお書きになられら書評が、広島の中国新聞で掲載されました。昨日、担当の編集者のNさんより、PDFが送られて来ましたので掲載します。
こちらも、是非、お読み下さいまし。

ところで、広島というと、先週インタビューしたノーベル化学賞受賞者根岸栄一さんのお話を思い出しました。東大卒業後、岩国にある帝人に勤務されていた根岸さんは、広島で友人たちと忘年会をした際、食べた牡蠣がお腹にあたって、友人たちと一緒に入院されたそうです。東京から汽車に乗り、車中一泊して、お見舞いにかけつけたのが当時婚約中だったご夫人のすみれさんでした。
無事、退院した根岸さんはすみれさんと一緒に広島を観光。その時の記念写真が、現在発売されている「週刊文春」にたぶん掲載されているかと思います。

中国新聞の掲載された書評
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清野さんは、ミノルがなぜWTCの建築家に選ばれたのかという点を、書評の中で指摘されています。世界中から注目され、建築界の巨匠たちも建築家候補に挙げられていたプロジェクトにも関わらず、アメリカ中西部の田舎に住んでいた日系人建築家のミノルに白羽の矢が当たったのはなぜか。それは、取材して行く中、私にとっても大きな疑問でした。
また、書評では、ミノルの建築が日本的な感性で作られたものであったという点にも触れられています。実際、ミノルの建築は、そのフォーム自体においてはユニークさは感じられません。しかし、建築物の表面は、まるで繊細に彫り込まれた彫刻を見るようです。WTCも、フォームというより、その彫刻的価値が評価されました。
「少しでも細くできないか。その方が優美に見えるんだ」
柱や手すりなどの設計図を設計士に書かせる際、ミノルはよくこう言っていました。
インターナショナルスタイルの荒削りでダイナミックなフォームが主流であった当時、ミノルはあくまで、「細やかな美」を追求したのです。詳細部の設計士を悩ませるほどに。そんなミノルに、日本人の感性を感じずにはいられません。

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日本で10月12日発売の週刊「エコノミスト」に著者インタビューが掲載されました!
ツイッターで使っているのと同じ写真も掲載されています。
主に、出版の経緯や取材で大変だったことなどをお話しました。
是非、読んでみて下さい!

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エコノ目次


今振り返ると、ミノルとは縁みたいなものがあったのかもしれないな~と思ったりします。
9・11が起きるよりも前、ニューヨークにキッシンジャー元国務長官の講演を取材に行ったことがありました。講演には、ニューヨークご在住の日本人の方も聞きに来ておられて、その時、隣の席に座られていた方が上西昇さんという建築家の方でした。上西さんはWTCをつくったヤマサキの事務所に務めていたと話してくれました。恥ずかしながら、そのことをすっかり忘れてしまっていたんですが、この本の企画が持ち上がってリサーチを始めた時、上西さんのことを思い出し、古い名刺を探し出して、一番最初に上西さんにコンタクトしました。
ニューヨークの紀伊国屋書店の二階にある会議室で、上西さんが近代建築やミノルがレイモンド・ローウイの工業デザインの影響を受けたこと、そして、ミノルの下で働くことの大変さを語ってくれたことを懐かしく思い出します。建築の知識が全くなかったワタクシは、講義を受ける大学生に戻って、上西さんのお話に聞き入りました。それが、取材の第一歩となりました。
上西さんはしみじみと言いました。
「ヤマサキは日本男児の純粋さやひたむきさみたいなものを持っていたと思う。僕には彼が”野武士”に見えたね」
アメリカに生まれて育ったミノルが”野武士”とは。
そんな話を聞きながら、日本人の血を引いたミノルという建築家に対する好奇心は高まって行ったのです。

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こんにちは~。
昨日になりますが、10月10日発売の日本経済新聞に、拙著の書評が掲載されました!
東京にいる高校時代の同級生が下の記事をメールしてくれました。
恵美ちゃん、ありがとう!

今回の作品で、全国紙が取り上げて下さったのは初めてなので、嬉しいです。
評者は建築評論家の飯島洋一さん。
著者としては唸ってしまうような説得力と洞察力がある鋭い論評です。

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確かに、ミノルの建築哲学は耽美主義的でしたが、その建築工法は近代合理主義に乗っ取っていました。柱などに同じフォームを繰り返し使う工法は合理的で工費の節約になりました。ミノルもそのことは認めています。拙著にも書きましたが、ミノルは、近代合理主義の範疇で、いかに人間的で耽美的建築を造るかということを模索したのです。工法は合理主義的でしたが、常に人がその建物を見て、触れて、中に入ってどう感じるかという視点は忘れませんでした。
詳しくは、拙著をお読み下さいませ!

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